意外と難しい?日本の有名観光地の「中国語クイズ」全5問
基本的に日本語は日本でしか通じません。海外に行けば日本語は使えないという状況が普通ですが、実際は日本語も海外で身を助けてくれる場合があります。中国を中心とした漢字圏の国であれば、筆談が旅行中のトラブルの突破口になってくれる可能性が大いにあるのですね。
もちろん逆もしかりで、日本に遊びに来てくれる中国人観光客を、あるいは世界のどこかで出会った中国人観光客を、言葉が話せなくても筆談で救ってあげられる場合もあるかもしれません。実際に筆者もネパールにあるインド大使館で、英語の話せない中国人を筆談で助けた思い出があります。
そこで今回は日本の有名観光地を中国語でどのように表記するのか、クイズ形式で紹介したいと思います。実際に使えるかどうかは、はなはだ疑わしいですが、単純にクイズ問題としてもチャレンジしてみてくださいね。
日本の有名観光地の中でも、表記が日中で全く一緒、あるいはほとんど同じになっている場所と、大きく異なる場所が分かれます。類推のしやすさによって、順番に問題を出題していきます。簡体字は表示されない場合があるため画像で表示しております。
難易度☆☆☆☆★:「〇〇島」
日本の漢字は日本で独自の簡略化を見せている場合もありますが、一方で本家の中国でも1950年代に漢字簡略化法が成立し、漢字の表記がどんどんシンプルになっていきました。簡略化された漢字を簡体字、昔のままの画数が多い漢字を繁体字と呼びます。
あえて一度英語に訳して考えると意外に分かりやすく、簡体字の中国語をSimplified Chineseと言い、繁体字の中国語をTraditional Chineseと呼びます。簡体字はシンプル化した中国語、繁体字は昔ながらの中国語といった感じですね。では、まずはこちらの簡体字はなんと読むでしょう?
簡体字は現在、本家の中国で主に使われていて、繁体字は台湾で使われています。われわれ日本人の漢字は、むしろ繁体字と共通している場合が多いですので、かえって中国流にシンプルにされると分かりにくいというケースが少なくありません。繁体字で書くと「江之島」。
もうお分かりですね。答えは神奈川県藤沢市にある江の島です。
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